健食・サプリ、1人当たり購入額増加 インテージが生活者14万人超対象に調査

 健康食品・サプリメントの利用者数は微減だったものの、1人当たり購入額が増加していることが、㈱インテージが発行した『健康食品・サプリメント+ヘルスケアフーズ+セルフヘルスケア市場実態把握レポート2022年度版』で示された。11年目となる2022年度版レポートでは、生活者14万人超に対する大規模サンプリング調査を基に、「健康食品・サプリメント市場」「ヘルスケアフーズ市場」「セルフヘルスケア市場」の3市場について、市場規模推計や商品・サービス利用者の分析結果をサマリーレポートにまとめた。

 

 「健康食品・サプリメント」については、利用目的別に47分類に分け、それぞれの利用者層や使用実態などを収載。機能性原料は、「乳酸菌・ビフィズス菌」「DHA・EPA(オメガ3)」など主要な70種類を収載、それぞれ推計市場規模や性年代別構成比、年間購入金額などについて紹介している。レポートでは、22年度の「健康食品・サプリメント」の推定市場規は、1兆3,729億円(対前年±0%)で横ばいだったとしている。推計利用者数は5,048万人(同2.0%減)だったが、1人当たり平均購入金額は2 万7,195円(同2.0%増)と増加した。

 

 男性が対前年1.7%増、女性が2.2%増とともに増加した。利用目的別の潜在市場規模では、「健康維持・増進」がトップで、以下、「美肌・肌ケア」「栄養バランス」「疲労回復」「関節の健康」となった。対前年との比較では、更年期や睡眠などストレス関連や女性関連がいずれも対前年10%以上増加した。レポートは、調査サマリーレポート(PDF・冊子)およびEXCELデータシート(レポート掲載外の数表含む)で、45万円(税別)で販売する。問い合わせはE-mail(shcmarketing@intage.co.jp)で受け付ける。

 

 

詳しくは健康産業新聞1756号(2023.1.18)で
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