連載【大使館・貿易機関に聞く 話題の化粧品素材・製品】 ドイツ

 ヨーロッパで第1位の経済規模を持つドイツ。化粧品・パーソナルケア市場は2兆1,600億円の規模を誇り、製品・原料の輸出も盛んに行われている。オーガニックを意味する「BIO」先進国であるドイツでは、オーガニック化粧品が日常の生活の中に浸透していることが特徴だ。都内で開催されたドイツのオーガニックコスメを紹介するイベントで、駐日ドイツ商工特別副代表のルーカス・ヴィトスアスキー氏は、「ドイツのコスメ企業2,000社中40%がBIO(オーガニック)。ドイツではより自然な化粧品、持続可能でカーボンニュートラルな製品が好まれている」としている。

 

 ドイツでは若年層を含め気軽に利用できる「プチプラ」化粧品ブランドにもオーガニック製品が浸透し、中にはcosmodial(コスモディアル)のように、ほぼ全品がオーガニックのプチプラブランドも人気となっている。多くのドイツのブランドがドイツ産オーガニック原料を活用。製品の輸出とともに、原料も輸出が盛んに行われている。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1753号(2022.12.7)で
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