22年第3四半期の化粧品統計まとまる 輸入は好調維持、国内はマイナスに転じる

■国内化粧品販売金額は12.4%減に

 

 経済産業省は11月15日、生産動態統計9月確報値を発表。2022年第3四半期(1〜9月)の化粧品の国内販売金額は、前年同期比12.4%減の8,628億8,670万円となった。類別で見ると、「香水・オーデコロン」が同33.5%増の41億5712万円、仕上用化粧品」が同32.0%増204億9,358万円で大幅に伸長、「皮膚用化粧品」も同8.0%増の5,334億9,085万円となった。一方、「特殊用途化粧品」が同10.9%減の561億1,000万円、「頭髪用化粧品」が同7.9%減の2,486億3,515万円だった。

 

■化粧品輸入実績、20.5%増と好調維持

 

 一方、日本輸入化粧品協会(略称:CIAJ/東京都港区)が11月7日に発表した2022年1〜9月期の化粧品輸入実績は、前年同期比で20.5%増の2,447.9億円となった。類別概要を見ると、「香水・オーデコロン類」は同26.9%増の194.8億円、「カラーメーキャップ類」は同28.1 % 増の363.3億円、「ベースメーキャップ類」は同41.4%増の267.6億円、「皮膚用化粧品類(ボディ含む)」は同12.5%増の808.8億円、「頭髪用化粧品類」は同20.1%増の439.2億円となり、全ての美類で前年同期比を2ケタ上回った。国内同様、香水・オーデコロン類やメイクアップ類の好調がうかがえる。つづく

 

 

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