【トピックス①】 eスポーツ市場増加と共に、 自治体が地方創生に動き出す

 eスポーツ市場が盛り上がりを見せている。一般社団法人日本eスポーツ連合によると、2021年のeスポーツ市場は前年比115.5%の78.4億まで増加した。また、2025年には180億にまで成長が見込まれる。画面を凝視し、常に脳を使い、手を動かす競技だけに想像以上にエネルギーを消費するスポーツだ。日本では360万人の競技人口がいるとされ、世界では1億とも言われている。日本人の競技人口も今後拡大されていくと予想される。そうした中、食品大手の森永の『in ゼリーGAME BOOSTER』や、サントリーの『ZONe』が、eスポーツ向けのドリンクとして人気を博している。最近では、カンロがプロのeスポーツチームとコラボレーションして、「脳のエネルギーチャージ」をコンセプトに『BREONグミ』を上市。パラチノースを配合し、味とエネルギー吸収にこだわったグミで、インターネットなどでよく売れているという。

 

 こうしたトレンドに各自治体も動き出している。温泉地として知られる別府市は、「別府おんせんLAN」と題して、eスポーツと共に食事と健康を楽しむイベントを開催。北海道では、eスポーツカフェやバーなどの施設が増えている。eスポーツを楽しみながらクオリティの高いドリンクや食事を楽しむことが出来、観光業の後押しとなっている。将来的には、世界大会の誘致も視野に入れているようだ。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1752号(2022.11.16)で
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