美容・抗加齢の国際医学会「AMWC」 日本初開催、国内外より800人超参加

 美容医療とアンチエイジングに関する国際医学会「AMWC Japan(Aesthetic & Anti-Aging Medicine World Congress)」(主催・インフォーマ マーケッツ ジャパン)が11月5日(土)と6日(日)の2日間、東京国際フォーラムで開催され、美容皮膚科医、形成外科医など国内外から800人超が参加した。出展ブースには、国内外の美容医療関連の医薬品、医療機器及び化粧品・サプリメント関連企業65社が出展した。同学会は、世界の美容医療およびアンチエイジング専門医が一堂に会し、専門知識を共有する国際医学会。毎年3〜4月にモナコで開催され、モナコ以外では、アジア、ヨーロッパ、北南米でも開催実績があり、日本での開催は今回が初となる。

 

 2日目に開催されたセッション「欧米とアジアの美容医療の未来を考える〜先進国の高齢化に対する美容医療とは〜」には、座長である医療法人社団喜美会自由が丘クリニック理事長の古山登隆氏をはじめ、日本、中国、台湾、オランダ、オーストラリアの5ヵ国のドクターが、リフティングやシワ取りなど、各国で展開している最新の美容医療を紹介した。古山氏は、講演「美容医療の今後と展望-美容医療全体の発展に向けて」の中で、「アジア諸国の中で先駆けて高齢化社会を迎える日本では、いかに健康で若々しく生きていくかがこれからの大きなテーマ」と話した。また、「10〜20代は美容医療への抵抗がなく、30〜40代でも印象が変わってきている」と語り、若年層に向けた市場規模が増加する可能性を示唆した。次回は2023年11月18日(土)・19日(日)京都国際会館で開催。問い合せは☎03-5296-1034(E-mail:amwc-jp@informa.com)。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1752号(2022.11.16)で
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