機能性表示食品、取下げ含む総数6,000品突破

 消費者庁は11月7日、機能性表示食品として届出された18品の情報を公開、届出取り下げを含めた総数が6,000品を突破した。このうち約1割が取り下げられており、累計受理数は5,402品となっている。機能性表示食品の年度別届出数は、初年度の2015年度が310品。翌年度は倍増となったが、2年度の合計は1,000品に満たなかった。17年度に1,000品を超えてからは、SR付き原料の増加に相次ぐ新規参入の動きが重なり、右肩上がりに増加。18年度に総数2,000品を超えた。20年度、21年度はそれぞれ1,000品を超え、21年度は過去最高の1,445品となった。

 

 ただ、今年度の現時点での受理ペースは21年度の勢いを下回っている。届出日ベースで比較すると、22年4~8月累計は460品で、前年同期比17%減。21年度は4月を除いた月のいずれも100品超の受理があったが、22年度は5~7月がそれぞれ100品割れ。特に7月は54品にまで落ち込んだ。企業からは「これまでOKだった表示が通らなくなっている」との声が聞かれる。つづく

 

 

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