矢野経済研究所、「ジェンダード・イノベーション」テーマにセミナー開催

 ㈱矢野経済研究所は913日、セミナー「女性ヘルスケア業界の新スタンダード『ジェンダード・イノベーション』現状と国内事例」をオンラインおよび都内会場で開催した。女性特有の健康課題に着目した「フェムテック」に続き最近話題となる、男女共通疾患なども含めた多様な視点で性差分析に取り組む「ジェンダード・イノベーション」(GI)について解説した。

 

 女性ヘルスケア市場の業界動向分析を行うウーマンズ代表の阿部エリナ氏はGIについて「性差分析や年齢・ライフステージといった他要因との交差分析を取り込むことで新しい視点を見出し、イノベーションを創出すること」と解説。また、矢野経済研究所代表取締役社長の水越考氏は、GIの意義について、「多様性を受け止める社会において、より生きやすい世界を追求するために、性差について考えマーケティングとして捉えていくべきだ」と強調。さらに、同社研究員が市場の現状や展望、具体例について解説した。フェムテック市場の急成長に伴い、吸水ショーツをはじめとする生理用品、デリケートケア用品等に企業の参入が相次いでいること等を紹介した。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1749号(2022.10.5)で
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