健康食品、DgSで好調続く7月は過去最高額

 2022年も後半に入り、健康食品の支出が減少する中、ドラッグストア(DgS)ルートの好調が続いている。 経済産業省が915日に発表した「商業動態統計」確報値で、7月のDgSにおける健康食品販売額は前年同月比7.9%増の約224億円となり、20141月の調査開始以降、月額最高額を更新した。これまでの最高額だった20218月の214億円を10億円上回った。エナジードリンクや経口補水液などが好調だった。伸び率は現時点で今年最高。17月累計は1,371億円で、前年同期比2.9%増となった。

 

 DgS全体も絶好調が続いており、7月の全体販売額は前年同月比6.8%増の6,764億円で、これまで最高だった昨年12月の6,581億円を上回り、過去最高額となった。「トイレタリー」が同2.7%減の555億円と伸び悩んだが、その他のカテゴリーはいずれも前年同月を上回った。DgS全体の販売額が前年同月を上回るのは15ヵ月連続。伸長している背景には、外出の増加に加えて、店舗数が伸び続けていることがある。7月時点の店舗数は18,135店舗で、前年同月比4.9%増。今年に入り513店舗増えている。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1749号(2022.10.5)で
健康産業新聞の定期購読申込はこちら