別冊特別企画【エイジングケア】 一億総中年社会が到来、ポストコロナで変わるエイジングケア

 世界ナンバーワンの長寿大国・日本。65歳以上の高齢者は、総人口の約3割を占める。加齢と共に衰える肌や筋肉、血管、膝関節をサポートするサプリメントへの需要が沸騰。エイジングケア市場を牽引する美容サプリの市場規模は約2,500億円(前年比4.8%増)まで拡大した。肌を訴求する機能性表示食品は552品となり、この1年間で180品増加。酸化ストレスの原因となるAGEs、サーチュイン遺伝子を活性化させるNMNやPQQ等に着目した研究にも進展が見られる。

 

 一方、化粧品市場はコロナ禍の影響もあり、昨年は苦戦を強いられたが、今年に入り回復基調に。在宅勤務の定着により入浴機会が増加し、入浴剤やシャンプー・トリートメント等のインバス製品に加え、ヘアミスト(オイル)等のアウトバス製品、フェイスマスクなどの需要が拡大している。さらに、サプリ・コスメの両分野でマスク着用による口臭・オーラルケア、女性の特有の悩みをケアするフェムテック分野の製品開発が広がっている。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1746号別冊「エイジングケア」(2022.8.17)で
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