DgS、健康食品2%増 化粧品も好調

 経済産業省が7月29日に発表した商業動態統計ドラッグストアの今年上半期販売額は速報値で3兆7,053億円となり、前年同期比3.8%増。店舗数は21年4月に1万7,000を超えて、直近22年6月調査でついに1万8,000を突破した。経産省では、店舗数が増加し、「食品、調剤、ビューティケアが好調だった」(サービス動態統計室)としている。

 

 DgSの6 月の「健康食品」販売額は205億円で前年同月比3.3%増。今年初めて200億円台に乗せた。「経口補水液やエナジードリンクが好調」(同)との声が聞かれたとしている。健康食品の販売額は今年に入り6ヵ月連続のプラス。1〜6月累計は1,148億円で、前年同期比2.0%増と堅調に推移している。コロナ直後の影響が大きかった「ビューティケア(化粧品・小物)」の22年6月販売額は838億円で前年同月比8.2%増。支出額・伸び率ともに現時点で今年最高となった。経産省では、梅雨明けと気温上昇で「日焼け止めと制汗剤が好調」(同)だったとしている。「ビューティケア」の1〜6月累計は4,684億円で、前年同期比5.2%増となった。つづく

 

 

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