連載【大使館・貿易機関に聞く 話題の健康食品素材・製品】 韓国

 発酵食品や生薬はじめ多彩な健康食品素材・製品を生産する韓国。こうした中、韓国農林畜産食品部の傘下機関、韓国農水産食品流通公社では、韓国の食品メーカーのグローバル展開を視野に、米中日の中でも、特に日本の機能性表示食品制度に着目。公社は、韓国の食品メーカーの機能性表示食品届出を支援できる体制を整えている。韓国の代表的な定番食品のひとつである“エゴマ”関連では、2020年5月に生鮮食品で『えごまの葉』(販売元:㈱太成)、2021年5月に加工食品(その他)で『母心生えごま油』(同:㈱母心ジャパン)が機能性表示食品に受理されている。

 

 『えごまの葉』は、韓国錦山(クムサン)産エゴマの葉として初の機能性表示食品。エゴマの葉に含まれるロズマリン酸には、花粉やハウスダスト、ホコリなどによる目の不快感を軽減することが報告されており、眼の不快感軽減に寄与する生鮮食品として提案を強化。また、『母心 生えごま油』は、α-リノレン酸の豊富なエゴマ油。エゴマ油に含まれるα-リノレン酸には、血圧が高めの人に適した機能があることが報告されている。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1743号(2022.7.6)で
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