【キーマンに聞く】 一般社団法人あおもりPG推進協議会会長 櫛引利貞 氏

 当協議会では、弘前大の開発した抽出技術の応用で、世界で初めてプロテオグリカンの量産化に成功した「あおもりPG」のブランド向上のため、主に、一日推奨摂取量当たりPG5mg(「プロテオグリカンF」25mg)以上配合する食品や、「プロテオグリカンIPC」使用で水溶性プロテオグリカンの表示が確認できる化粧品を認証し、マークを付与する「あおもりPG」認証をはじめ、「あおもりPG」を使用した商品開発から販売までを支援する。

 

 加盟数は一般企業会員98社、特別会員8団体、計106企業・団体。認証商品はサプリメント33品、食品・ドリンク36品、化粧品105品、機能性表示食品9品の計183品(3月末時点)。もともと平成23年7月に「青森県プロテオグリカンブランド推進協議会」として設立し、平成28年7月に一般社団法人化。関節系と美容系の豊富なエビデンスを背景に、認知拡大に力を入れてきた。中でも関節対応の機能性の評価は高く、機能性表示食品でも着実な成果を挙げている。ちなみに機能性表示食品の場合、10mg/日×2週間が目途。美容系で化粧品での採用も多い。県内では、既存商品+あおもりPGを検討する動きも増加傾向にあり、定期的な講習会・研修会も実施。「あおもりPGマーク」は、米国、中国、香港、台湾、韓国、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナムの9ヵ国で商標登録されている。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1741号(2022.6.1)で
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