【トピックス】 コロナ禍で3人に1人は体重が増加

 厚生労働省が昨年発表したメタボリックシンドロームに関する最新の統計では、該当者・予備軍はここ5年でさらに増加し1,412万人になったことがわかった。また、肥満についても、体格指数BMIが25以上の割合が男性で33%、女性で22.3%に上り、日本人の約3人に1人超が該当する結果となっている。特に男性では、この10年で有意に増加している。

 

 新型コロナウイルスのまん延により、この傾向に拍車がかかっている。感染拡大防止を目的に、全国に広がった外出自粛、活動機会の大幅な消失は国民全体の運動不足を招いている。また巣ごもりによる食べ過ぎや偏食、飲酒量の増加が運動不足と相まって“コロナ太り”を増加させている。コロナ禍での実態について、調査会社サーティフィット社が600人を対象に実施したアンケートでは、コロナをきっかけとした体重の変化について、女性の42.7%、男性の30.4%で体重が増加したと回答。男女合わせると36.5%がコロナ太りを経験していることがわかった。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1741号(2022.6.1)で
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