2022年1〜3月、化粧品統計まとまる

 経済産業省が5月18日に発表した生産動態統計の2022年3月確報を下に、1〜3月の化粧品販売金額を合算した結果、前年同期比で5.1%増の3,267億2,398万円となった。類別では、「香水・オーデコロン」が12億5,125万円(同32.9%増)、「頭髪用化粧品」が793億4,670万円(同4.5%減)、「皮膚用化粧品」が1,708億583万円(同12.2%増)、「仕上用化粧品」が541億1,530万円(同7.7%増)、「特殊用途化粧品」が212億491万円(同7.8%減)だった。「皮膚用化粧品」では、美容液が同46.2%増、パックが同40.3%増と大幅に伸長。化粧水も20.6%増となった。「仕上用化粧品」では、おしろいが同28.9%増、口紅も同24.9%、まゆ墨・まつ毛化粧料が同17.5%増となり、カラーメイクの復調が見られる。

 

 一方、日本輸入化粧品協会(東京都港区)が5月11日に発表した2022年1〜3月期の化粧品輸入実績は737.1億円(前年同期比12.9%増)となった。類別概要では、「香水・オーデコロン類」が54.3億円(同123.6%)、「カラーメーキャップ化粧品類」は107.8億円(同116.9%)、「ベースメーキャップ化粧品類」は80.2億円(同128.9%)、「皮膚用化粧品類(ボディ含む)」は229.6億円(同103.5%)、「頭髪用化粧品類」は143.4億円(同120.5%)。全てのカテゴリーで前年を上回った。また国別では、韓国からの輸入実績が23.7%増の175.0億円となり、初めてフランスを抜き、首位になった。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1741号(2022.6.1)で
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