農林水産省 ベジタリアン・ヴィーガン加工食品でJAS規格案

 農林水産省は5月12日、「ベジタリアン又はヴィーガンに適した加工食品」の日本農林規格案について意見・情報募集を開始した。規格の検討主体は認定特定非営利活動法人日本ベジタリアン協会。ベジタリアン(菜食主義者)に適した加工食品については、「卵及び乳製品を摂食するベジタリアン」「卵を摂食するベジタリアン」「乳製品を摂食するベジタリアン」についてそれぞれ基準を示している。

 

 ヴィーガン(完全菜食主義者)に適した加工食品の基準は、「1次原料として動物由来の原材料及び添加物を用いてはならない。また、2次原料として動物由来の原材料及び添加物(加工助剤を除く)並びに加工助剤である動物の骨炭及び甲殻類から得られるキトサンが使用された1次原料を用いてはならない。なお、動物由来であるかどうかは、当該原材料又は添加物の名称から判断する」などとしている。案ではこのほか、生産工程管理に関する基準や表示等について規定している。つづく

 

 

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