ジェンダード・イノベーション ビジネスカンファレンス

ヘルスケア業界の新スタンダードといわれる「ジェンダード・イノベーション」。男女の性差に着目したビジネスヒントを毎日異なるテーマで発信。

 

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総論(1日目)

 2月 8日(水) 10:30-11:30 
【オープニング基調講演】
ヘルスケア業界の新潮流 「ジェンダード・イノベーション」の世界・国内動向

科学・技術・政策などの領域に性差分析を取り込むことで新しい視点を見いだしイノベーションを創出することを指す「ジェンダード・イノベーション」。政府が女性版骨太方針2022の中でその重要性に触れたことや、昨今のフェムテックブームやメンテックの登場により、性差を考慮した商品開発はヘルスケア業界の新スタンダードになると言われている。ヘルスケア領域でマネタイズやスケールをしていく上で、性差分析の視点は大きなビジネスヒントに。ジェンダード・イノベーションEXPOの会期中、毎日多様な切り口から性差に関連するトピックを発信する本カンファレンスの全体像がわかる、オープニング基調講演。

 

日本大学 常務理事
NPO法人ウッドデッキ 代表理事
日本学術会議  前副会長
国立研究開発法人 科学技術振興機構 前シニアフェロー

渡辺 美代子

 

 

 2月 8日(水) 11:50-12:40 
ジェンダード・イノベーションの未来予測、10兆円の潜在市場

2022年9月に、矢野経済研究所が「ジェンダード・イノベーションは10兆円の潜在市場」と推計を発表したことで、あらゆる業界が今、ビジネスの新しい打開策として大きな期待を寄せている。中でも急速な伸長が見込まれている一つが、フェムテックブームに沸き立つヘルスケア業界。10兆円の根拠、市場構成、伸長が期待される女性/男性向けのヘルスケアソリューションとは?「性差に考慮した商品開発」の可能性を探る。

 

(株)矢野経済研究所
コンシューマーマーケティングユニット 
ブランディング&イノベーションサービスグループ 部長 主席研究員

清水 由起

 

 2月 8日(水) 13:00-13:50 
女性学・男性学とは?
ジェンダード・イノベーション視点のビジネスに必要な基本知識

性差に考慮した商品開発やマーケティングに着手する前に基本知識として理解しておくべきジェンダー論を、社会学・ジェンダー論の第一人者が、「女性学」「男性学」両方の視点から学級的に解説。男性主導社会におけるジェンダーバイアスやジェンダー格差が、なぜ産業の発展を阻むのか?是正することで社会やビジネスはどう変化するのか?社会学の視点から、ヘルスケア業界におけるジェンダード・イノベーションの必要性を提言。

 

京都産業大学 現代社会学部 客員教授 ダイバーシティ推進室長
京都大学・大阪大学 名誉教授
京都府男女共同参画審議会 会長
日本社会学会 会長
ホワイトリボンキャンペーン・ジャパン 共同代表

伊藤 公雄 

 

 2月 8日(水) 14:10-15:00 
「ジェンダー課題チャート」で見る、女性の生活課題12領域 
〜性差を統計から理解する〜

国内の統計を1枚のチャートにまとめた「ジェンダー課題チャート」は、日本の女性が直面している女性ならではの問題を一目で見渡せる便利なツール。ジェンダー・ギャップ問題の解決に向けた施策として電通ダイバーシティ・ラボが開発したもので、女性に関わる社会課題や健康課題を12のテーマに分類し、それに紐づく95個の課題を可視化した。当チャートを用いながら、女性が日常の中で抱えている不満・不安・ニーズを読み解いていく。

電通ダイバーシティ・ラボ(cococolor編集部)
リサーチャー

中川 紗佑里

電通ダイバーシティ・ラボ(cococolor編集部)
表現コンサルタント
國富 友希愛

 

 2月 8日(水) 15:20-16:10 
国内のジェンダード・イノベーション最前線
先行する「性差医療」に学ぶ、ヘルスケア業界の新スタンダード

20年余り前から国内外でいち早くジェンダー視点を取り入れてきたのが、性差医学・医療界。病気や健康の生物学的・社会的性差を考慮する医療(性差医療)に従事し、国際的に活躍してきた女性医師が登壇。性差医療の定義・歴史・事例とともに、性差が影響する多様な健康課題を解説。ビキニ医療領域のみならず男女共通疾患の商機を探るヒントに。ジェンダード・イノベーション発想に不可欠な性差医療の知識を網羅。

 

医師 ・医学博士
政策研究大学院大学 教授
日本性差医学・医療学会副理事長

片井 みゆき

 

商機研究(2日目)

 2月 9日(木) 10:30-11:00 
【性差分析の事例①】
女性がんサバイバーのヘルスケアニーズ 
~QOL向上に必要な性差視点~

平均寿命の延伸で病気との共生が当たり前になりつつある昨今、ヘルスケア業界で関心が高まり始めているのが、病気と共生するための、重症化予防やQOL向上を目的としたソリューション。具体的にはどのようなニーズがあり、どんな支援・サービスが求められているのか?がんサバイバーの支援をしている医師が、女性のがんサバイバー特有の生活課題や健康課題を、男性のがんサバイバーと比較しながら解説。

 

医師 ・医学博士
がん研究会有明病院

乳腺センター 乳腺外科医長
トータルケアセンター サバイバーシップ支援室長・地域連携室長

片岡 明美

 

 2月 9日(木) 11:20-11:50 
【性差分析の事例②】
老化の性差と、高齢期における女性特有の課題

女性の方が健康寿命が長く男性より長生きすることが明らかにされているが、具に見ていくと、高齢期の健康にまつわる性差は実に多様。心身の加齢変化には明らかな性差が見られ、認知症、ホルモン補充療法と認知機能との相関、フレイル、要介護となる原因疾患など、あらゆる視点から性差を解明する研究が活発化している。また社会的役割の性差から、高齢期の女性に多い特有の課題も指摘されている。エイジテックの開発ヒントが満載。

 

医師・医学博士
東京大学大学院医学系研究科加齢医学教授
日本性差医学・医療学会 理事長

秋下 雅弘 

 

 

 2月 9日(木) 12:10-12:40 
【性差分析の事例③】
なぜ違う?どう違う?生活習慣病のリスクと予防法 
〜多様な性差視点から男女の違いを分析〜

女性は男性よりメタボ健診の優等生で、「脳卒中」は男性の半分以下。しかし、メタボ対策が定着し太りすぎを注意するあまり、高齢になっても、痩せることが健康に繋がるとの誤解が。その結果、低栄養などに起因したフレイルに直結する「骨折・転倒・関節疾患」は男性のほぼ2倍となり、女性の晩年の健康リスクに。女性特有の生活習慣病のリスクを性差視点で解説しながら、人生100年時代の健康に必要な生活習慣病対策を解説。

 

 

医師・医学博士
川崎医科大学 産婦人科学2 特任教授
日本抗加齢医学会 監事
日本更年期と加齢のヘルスケア学会 副理事長
専門領域(婦人科全般、女性医療、生活習慣病、アンチエイジング、骨粗しょう症、サルコペニア・フレイル)

太田 博明 

 2月 9日(木) 13:00-13:30 
【性差分析の事例④】
男女で異なるメンタルヘルスの実態 
〜臨床心理学に基づいたワーカー支援の現場から性差を解明〜

女性ホルモンや社会的役割の性差などの影響から、メンタルヘルス不調に陥りやすいのは女性であることは一般的に知られているが、ストレス反応・ストレス要因・ストレス対処行動など、もう一歩踏み込んだ性差の存在はあまり知られていない。メンタルヘルスにまつわる多様な性差のデータを示しながら、これまでに数多くの患者やワーカーを支援してきた臨床心理士が、女性・男性それぞれに適したサポート方法を紹介。

 

さんぎょうい(株)
メンタルヘルス・ソリューション事業室 室長
臨床心理士・公認心理師
日本産業精神保健学会ダイバーシティ&インクルージョン推進委員会 委員

佐倉 健史 

 

 2月 9日(木) 13:50-14:20 
【性差分析の事例⑤】
男女で異なる薬効・副作用・服薬行動 
〜調剤薬局の現場から性差を解明〜

体格差や性ホルモンなどの影響から、薬の効き方や副作用には男女差があることがわかっている。また社会学的性差や生活環境などを背景に、女性と男性では服薬行動にも興味深い違いが。化粧品メーカー研究員から薬剤師に転身し、これまでに9万人の患者を調剤薬局の現場で見てきた現役薬剤師が、薬効に性差のある医薬品の事例とともに、患者のリアルな性差の実態を解説する。健康食品・医薬品・服薬支援に携わる医療関係者や企業人必見。

 

薬剤師
美養憧代表
ラジオ番組「岡下真弓のBi-You-Do」DJ
日本抗加齢医学会会員
日本性科学学会会員

岡下 真弓 

 

 2月 9日(木) 14:40-15:10 
【性差分析の事例⑥】
男女で異なる更年期の症状・意識・症状改善緩和ための行動 
〜2000名調査より考察〜

女性更年期への社会的関心が急速に高まる中、これまで認知が低かった男性更年期も徐々に知られるように。しかし社会や女性、また男性でさえも男性更年期の知識はまだまだ浅薄。男女で症状はどう違う?更年期に対する向き合い方は?症状改善のために取り組んでいることは?更年期にまつわるヘルスケア意識・行動・消費を、性差視点で徹底解明していく。

 

 

(一社)幸年期マチュアライフ協会 代表理事

今井 麻恵 

 

 2月 9日(木) 15:30-16:00 
【性差分析の事例⑦】
化粧療法・高齢者美容の健康効果とニーズの性差

資生堂が開発した「化粧療法」は、スキンケアやメイク等の化粧行為により心身機能やQOLの維持向上等、健康寿命の延伸を目指す方法。心・脳・身体・口腔・生活・ADLへのポジティブな影響が実証されていることから、フレイル予防として男女問わず要介護者やアクティブシニアが実践。そんな中で見えてきた高齢者特有の美容ニーズの性差とは?化粧療法学が専門の医学博士兼介護福祉士で、同療法を開発した研究者が解説。

 

(株)資生堂
ダイバーシティ&インクルージョン戦略推進部 マネージャー
医学博士
介護福祉士

池山 和幸 

 2月 9日(木) 16:20-16:50 
【性差分析の事例⑧】
世界初*のウェアラブルIoT製品に学ぶ、データ分析の考え方 
〜経血量測定で疾患を早期発見へ。吸水ショーツ企業が取り組む新規事業開発の現場から〜

これまで積極的な研究が行われてこなかった"経血量"。アナログな計測方法から脱却し、ビッグデータから女性個々の疾患リスクを予測できるようにするため、吸水ショーツの人気ブランド「Bé-A〈ベア〉」が、世界初*の経血量計測デバイスの開発をミツフジとともに目指す。多くの女性にとって課題となっているものの、未だ研究・開発が未開拓の領域においては、どのような視点での分析が求められるのか?多様な視点を取り込んだ分析の重要性を説く。*Be-A調べ(2022年10月25日現在)

 

(株)V Holdings 代表取締役Co-CEO
(株)Be-A Japan 代表取締役CEO

高橋 くみ 

消費者理解(3日目)

 2月 10日(金) 10:10-11:00 
男女差を考慮したコミュニケーション戦略とは? 
~広告表現例と予防医療行動を促すインサイト~

コミュニケーションにおけるジェンダーバイアスが問題視される昨今。一方で、生物学的性差に考慮した商品の必要性が高まるヘルスケア業界では、女性・男性それぞれに適切なコミュニケーションが求められる。前半は、ジェンダーバイアスに陥らないためのコミュニケーションのポイントを紹介。後半は、独自の調査結果をもとに、健康行動を促すためのドライバーを性別に解説。性差に考慮した、コミュニケーション戦略の在り方とは?

(株)朝日広告社
IMCプロデュース本部
プロデュース局 局長
サステナラボ研究員
横尾 輝彦 

(株)朝日広告社
IMCアクティベーション本部
SPプランニング部
サステナラボ研究員
浅野 優子 

 

 2月 10日(金) 11:20-12:50 
性差視点の商品・サービス事例と消費者の声
〜小売・サロン・旅行・フィットネス・アパレル・健食、各業界から〜

健康課題や健康ニーズの性差に着目して、女性向け/男性向け商品・サービスを消費者に提供している企業各社による連続登壇。開発背景、着目した性差、ユーザーの口コミや評価ポイントを交えながら、自社の取り組みを紹介。業界の新潮流であるジェンダード・イノベーションを具体的な商品・サービス開発につなげるための考え方がわかる、ヒント満載の90分!

(株)アイスタイルリテール
店舗カンパニー
営業推進部 部長 
田中 賢吾

ホットペッパービューティーアカデミー
研究員 
田中 公子

じゃらんリサーチセンター
主席研究員
森戸 香奈子

アンファー(株)
執行役員
新規事業企画部 部長
長内 尚

(株)ゴールドウィン
ゴールドウィン事業部 MD
小林 佑哉

(株)ファーベスト
営業部
鈴木 彩花

(株)スポーツモチベーション 最高技術責任者
(一社)フィジカルトレーナー 協会代表理事
Total Gym Japan プログラムディレクター
中野 ジェームズ 修一

 

 2月 10日(金) 13:10-14:40 
ヘルスケア領域の業界紙が連続登壇!
企業取材から見えたジェンダード・イノベーション動向と、トレンド予測2023

ヘルスケア業界の各領域(※)で愛読されている人気業界紙の編集長が連続登壇。現在のフェムテック/メンテックのブームや、これからやってくるジェンダード・イノベーションの波は、ヘルスケア業界にどんな影響を及ぼしていくのか? 性差に着目した商品・サービス開発や売り場づくりの現場を取材し、常に業界の最新動向を追い続ける業界紙だからこそ見えている、ジェンダード・イノベーションの今と未来を徹底分析。(※)健食/ドラッグストア/ウェルネス/化粧品/エステ

(株)ニュー・フォーマット研究所
月刊マーチャンダイジング編集長
野間口 司郎

美容経済新聞
編集部 リーダー
宮地 春香

化粧品・日用品業界の専門メディア
国際商業 編集長
長谷川 隆

健康産業新聞
編集長
長谷川 光司

DIET & BEAUTY
編集長
江渕 敦

 

 

 2月 10日(金) 15:00-16:30 
主要メディアが連続登壇!
フェムテックブームの影響 ~男女の健康意識・行動・消費はこう変化した~

この2〜3年で一気に沸き立ったフェムテック/メンテックのブームは、女性生活者/男性生活者、それぞれの健康意識・健康ニーズや消費行動にどのような変化をもたらしたのか?女性の健康課題の解決に向けて立ち上げられたプロジェクトを統括するリーダーや人気媒体の編集長、計5名が、日々収集している読者のリアルな声も紹介しながら、「生理」「セクシャルウェルネス」「妊活」「更年期」「シニア」、それぞれの領域の生活者動向を発表。

(株)産経新聞社
フェムケアプロジェクト推進統括
メトロポリターナ 編集長
日下 紗代子

(株)産経新聞社
編集局 編集企画部 記者
フェムケアプロジェクト担当
篠原 那美

(株)ハースト婦人画報社
ハースト メディアソリューションズ
エル/Gen Zメディア グループ シニアマネージャー
兼 WeSAYプロジェクトリーダー
孫田 詩織

(株)主婦の友社
オトナサローネ編集部 編集長
井一 美穂

(株)ベネッセクリエイティブワークス
たまひよ雑誌・ムック制作局長
たまひよ編集統括
『妊活たまごクラブ』編集長
米谷 明子

(株)宝島社
素敵なあの人 編集長
HelloFemtech プロジェクト ナビゲーター
神下 敬子