【話題追跡】 待合室が月商100万円のサプリ売場に!?

 歯科医院の待合室で健康食品・サプリメント、美容製品を売るケースが増えている。診療に並行して「待合室を売り場にする」ことで、サプリメント等の物販だけで毎月100万円以上を売り上げる事例も。この活動を率先して行っているのがアンチエイジング歯科学会会長の松尾通氏。同学会は1,600人ほどの会員数を抱えているが、このほど、会員約1,000人に「待合室を売り場にする方法」を案内したところ、200人以上から申し込みがあったという。反響は予想以上に大きく、近くオリエンテーションを行う。

 

 もともと「待合室を売り場にする方法」は、同学会員でもある細田歯科医院院長の中原維造氏が考案し、『待合室マーケティング』として商標登録をしたビジネスモデル。中原氏が理事長を務める細田歯科医院の待合室では、歯ブラシや歯磨き粉などのオーラルケア製品はもちろん、アスタキサンチンやNMNなどのサプリメントや健康に配慮したレトルトカレーなども販売している。アイテム数はオーラルケア製品が8割に対して、健康食品やサプリメントの割合は2割程度だが、サプリメントは単価が高く、売上比率は逆転しているという。今では、毎月120万円をコンスタントに売り上げている。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1723号(2021.9.1)で
健康産業新聞の定期購読申込はこちら