東京都、ネット通販の相談が過去最高に

 東京都は7月21日、2020年度に寄せられた消費生活相談は13万6,635件で、前年度比1.9%減だったと発表した。インターネット通販に関する相談が過去最高になった。「定期購入」関連の相談は6,597件で同6.0%増だった。商品・役務別で最も多かったのは、コンテンツ利用料の架空請求やオンラインゲームなど「放送・コンテンツ等」で1万878件(前年度比4.0%減)。「健康食品」は7,196件(同8.8%増)で4位だった。

 

 相談内容別件数で最も多かったのは「インターネット通販」で4万2,423件(同26.0%増)。相談全体の31.0%を占めて過去最高となった。特にSNS関連の相談が増加した。SNSの広告をきっかけにトラブルになるといった相談が寄せられている。お試しのつもりが複数回購入になる定期購入の相談6,597件のうち、健康食品は4,128件(同7.8%増)。定期購入に関する相談は、「複数回購入しないと解約できない」など、販売方法に問題があると考えられる相談がいずれの年度も7割を超えている。つづく

 

 

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