【DATA BOX】 コロナ禍で「腸活」意識高まる、興味・関心を持つ人約9割に

 万田発酵㈱が3月29日に発表した「緊急事態宣言下での食生活や腸活」に関する調査結果によると、「腸活」に対して多くの人が興味を持っており、ヨーグルトなど発酵食品を摂取することで「腸活」を実践している人が大半であることが明らかとなった。調査は、2月25~26日に緊急事態宣言が発令されていた地域(埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・岐阜県・愛知県・京都府・大阪府・兵庫県・福岡県)の健康への興味・関心が高い20~60代の男女1,000人を対象にインターネットで実施した。

 

 調査では、「腸活」に興味がある人は93.2%、その内、実践したことがある人は49.9%。さらにコロナ禍で「腸活」への意識が高まった人は51.1%となった。また「腸活」に期待する効果については(複数回答)、整腸作用が最も多く男性81.2%、女性86.4%となった。次いで「免疫力向上」(男性64.8%、女性68.6%)、「美肌効果」(男性36.2%、女性74.0%)、「ダイエット」(男性38.2%、女性53.3%)など。女性の多くは美肌やダイエット効果に期待していることがわかった。

 

 続いて、「腸活」の実践方法について聞いた調査では、善玉菌を含む発酵食品や食物繊維の入った食品などを摂取する人は87.4%。生活リズムの改善を行う人が37.5%、腸を活性化させるための運動を行う人が30.3%となった。発酵食品や食物繊維を含む食品を摂取し、腸活を行った経験がある人に食品を聞いた結果、ヨーグルトが87.8%、納豆76.8%、キムチ58.0%、味噌56.2%、野菜類54.4%となった。また発酵食品を摂取する頻度については、毎日が39.3%、週に2・3回が35.5%、週に1回が11.9%、月に数回が7.8%となり、85%以上の人が月に1回以上摂取していることがわかった。つづく