ヒト口腔由来乳酸菌に、抗ウイルス粘膜免疫の賦活作用

 広島大学大学院医系科学研究科の二川浩樹教授を中心とする研究チームは2月19日、ヒト口腔内菌を由来とする「L8020乳酸菌」が、他の乳酸菌と比べて、口腔粘膜への付着能が非常に高く、上皮のバリア機構の強化や抗ウイルス粘膜免疫の賦活化に繋がる可能性を確認したと発表した。同研究チームは、「L8020乳酸菌の経口摂取によって、口腔粘膜からのウイルス感染症等の予防に繋がることが期待できる」としている。同研究成果は、「口腔プロバイオティクスLactobacillus sppで刺激された口腔粘膜上皮細胞における転写プロファイルの包括的な分析」として論文化されている。つづく

 

 

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