特集【青汁】 3年ぶりの市場回復、1,071億円に

 本紙調査によると、2020年度の青汁製品市場(グリーンスムージー含む)は、前年比102%の推計1,071億円(小売ベース)と、3年ぶりに回復した。要因は新型コロナ禍での国民の健康意識の向上。食生活を見直す動きの中で、野菜不足の解消、腸内環境の改善、免疫力アップといったニーズが青汁製品の市場を押し上げた。なかでも乳酸菌配合の青汁製品の動きが総じて好調だった。

 

 販売企業からは「青汁製品の市場ポテンシャルはまだまだある」と聞かれる一方で、製品数の増加を受けて店販・通販ともシェアの奪い合いが見られるなど、ますます差別化が求められる状況に。こうした中、ドリンク青汁の伸長が今後の青汁製品市場にどのような影響を与えるか。今期の動向に注目される。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1710号(2021.2.17)で
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