特集【北海道~健康・美容産業~】 独自の機能性表示、累計120品・150億円台に

 北海道は、機能性素材の宝庫と呼ばれるなど豊富な地域資源を有する。医療系大学が集積し、多彩な研究シーズを最大限に活用した食品の高付加価値を推進している。「安全・安心・おいしい」に「健康機能」を加えた北海道独自の食品機能性表示制度「ヘルシーDo」は、産官学が一体となり、研究開発、普及活動を展開。認定商品は120品を超え、累計売上高は155億円に到達した。一般食品からサプリメントまで商品形態の幅が広がり、流通・小売、外食業界とのコラボ企画も進むなど、一定の成果につながっている。

 

 北海道の取り組みを見本に現在では、沖縄県、四国4県、新潟県なども独自の認証マーク制度を始めている。また、北海道ブランドを差別化に次なるヒットを予感させる新素材、製品開発も活発化。機能性表示食品では、北海道産の生鮮食品では初となる機能性表示食品のカボチャも登場した。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1700号(2020.9.16)で
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