特集【コエンザイムQ10】 抗疲労、妊活サポートで利用進む
食薬区分改正から約20年。コエンザイムQ10(CoQ10)は、体感性、認知度の高さに加え、豊富なエビデンスのデータ蓄積を背景に安定した市場を形成する。CoQ10の「強い抗酸化作用」「エネルギー産生促進」という2大作用を生かし、疲労感を軽減する機能性表示食品が23品受理されている。
原料は「還元型」と「酸化型」の2種類があり、独自技術で水分散性や吸収性を高めた原料も流通。サプリメント剤型のほか、飲料やゼリー、グミ、チョコなど様々な食品に利用されている。
近年は、ライトユーザーを含めたスポーツサプリメントや、妊活サポート向け商品への採用が増えている。機能性表示食品では、還元型CoQ10を供給するカネカが口腔ケア(オーラルフレイル対策)などのシステマティックレビュー(SR)を揃え、新たな機能性表示に向けた準備を進めている。つづく
詳しくは健康産業新聞第1690号(2020.4.15)で
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