特集【馬の油】 市場は新たなフェーズへ

 奈良時代に日本に伝来して以降、皮膚治療の民間薬として用いられてきた馬油。5年程前の中国人など外国人観光客やソーシャルバイヤーによる爆買は終息、さらに新型コロナウイルスの影響でインバウンド需要が激減する中、メーカー各社では、国内消費者をターゲットにした戦略を進める。

 なかでも近年は若年女性や幼児を持つ母親層が馬油の新規ユーザーに成長。メーカー各社でも新規ユーザー向けのパッケージデザインや処方開発も進めており、製品のバリエーションは拡大している。インバウンド依存から馬油市場は新たなフェーズへ移行している。つづく

 


詳しくは健康産業新聞第1690号(2020.4.15)で
健康産業新聞の定期購読申込はこちら