特集【グルコサミン】 国内流通量、1,300t台に回復

 関節サポート素材の代表格・グルコサミン。ここ数年の市場は、機能性表示食品の撤回騒動や、他の関節サポート素材の台頭に加え、週刊誌によるネガティブ報道などの影響もあり、いまひとつ盛り上がりに欠ける状態が続いた。国内流通量も1,300tを下回っていた。

 ただ今回の原料サプライヤー各社への取材から国内流通量が1,300t台に回復したとみられる。機能性表示食品の新商品やリニューアル品が増えたほか、原料サプライヤーによるスポーツニュートリション向けなどの提案が実を結び、関連商品が市場に出始めている。中国をはじめとした海外輸出が増えた事業者も。

 原料メーカー各社は、さらなる品質向上・管理体制の構築、原料スペックのラインアップ拡充などに力を注ぐほか、100人規模のヒト試験で機能性表示食品を目指す動きもある。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞第1690号(2020.4.15)で
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