食薬区分改正案、3 成分が「非医薬品」候補に

 厚生労働省は11月18日、食薬区分の一部改正について意見募集を開始した。「非医薬品リスト」に、栄養が豊富な穀物「テフ」や、アンチエイジング効果がネット等で話題となっている「NMN」などを追加する案。一方、現行の「非医薬品リスト」を見直し、10成分を「医薬品リスト」に変更する方針を示した。意見募集は12月17日まで受け付ける。

 今回の改正案で「非医薬品リスト」への追加候補となったのは、①テフ(果実)、②β-ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)、③ニコチンアミドリボシドクロライド―― の3成分。米国で来年の注目素材となり、日本でも市場を形成する①は、食経験があり安全性に問題はないと判断した。収載部位は「穀粒」ではなく「果実」とする。エイジングケア成分として注目される②は、食品中にも含まれていることから、「非医薬品」とみなされた。③についても安全性に問題はないとした。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞第1681号(2019.12.4)で
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