医師・鶴見隆史氏、アロパシーに警鐘

 医療法人社団森愛会・鶴見クリニック理事長の鶴見隆史氏が監修する森愛CULB講演会「真実の医療」(運営・㈱イムノカーサ)が10月20日、都内で開催され、医療関係者や健康・自然食品メーカーら約130人が参加した。

 「ホルミシスとマイナスイオンの魅力」と題して登壇した鶴見氏は冒頭、「人間は誰でも波長を出している」とし、ホルミシスとマイナスイオンについて、「ホルミシスとは、微量の放射線のこと。放射線は微量でも体に悪いというのは昔の誤った常識。地球上では常に“自然放射線”が放出されており、この自然放射線の10~100倍の放射線を浴びると、新陳代謝が向上し、免疫機能の促進、抗酸化物質の増加などがみられる」と語った。

 同氏はまた、薬物や放射線、手術などで治療する“アロパシー”に対し、原因から治していく自然療法の“ナチュロパシー”の重要性を強調。アロパシーである抗がん剤、降圧剤、ステロイド剤、頭痛薬などで目先の対処を求めることの危険性についても解説。

 「抗がん剤は、一時的にがん細胞を殺しても、血管破壊に伴ってがん細胞の大好きなブドウ糖が浸出し、生き残ったがん細胞が耐性を持って、超大増殖を開始してしまう」「頭痛薬は、次の頭痛に繋がって埒が明かず、いつまで経っても解放されない。根本である腸の腐敗を治し、臭くない大便を毎日大量に出すと治る」――など警鐘を鳴らした。

 


詳しくは健康産業新聞第1679号(2019.11.6)で
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