日本カンナビジオール協会が設立、CBD分析に対応

 日本カンナビジオール研究会の第1回研究会が10月6日、都内で開催され、約150人が参加した。カンナビノイド産業技術フォーラムCannabinoid Forum on Industrial Technology(CFIT)が同時開催された。

 CFIT発起人の昭和大学薬学部教授・佐藤均氏が、「CBDに関する最新の科学」と題して講演。カンナビジオール(CBD)による皮膚炎改善効果や、ダイエット効果、神経細胞再生効果などの研究結果を紹介した。フランスGilson社のGomathi Chan氏は「遠心分離クロマトグラフィーによるTHC分離システム」と題し、麻薬成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC)のみを除去できる技術研究を発表した。

 同研究会は今月、「一般社団法人日本カンナビジオール協会」を設立することを発表。CBD含有量を正確に分析できる第三者機関として「カンナビノイド分析センター」を設置する。同センターでは、原料および最終製品について検査を行い、基準に合致した原料・製品には認証マークを発行するという。

詳しくは健康産業速報第2370号(2019.10.8)で
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