欧州TIMA医療財団、抗酸化サプリに認知症予防効果

 欧州TIMA医療財団による「抗酸化配合剤による認知症予防効果成果発表会」が9月24日、都内で開催され、抗酸化サプリメントの認知症予防効果が報告された。

 試験に使用したサプリは、岐阜大学科学研究基盤センター共同研究講座抗酸化研究部門特任教授の犬房春彦氏が開発した『Twendee X』。本臨床試験の主任研究員で岡山大学脳神経内科教授の阿部康二氏が、同サプリの臨床試験成果を説明した。

 試験は65~85歳の軽度認知障害と診断された日本人男女を対象とし、2018年5月より二重盲検、ランダム化比較試験で、日本認知症予防学会の会員医療機関8施設で実施。同サプリ投与群32例、プラセボ群27例の計59例を解析した結果、ミニメンタルステート検査、長谷川式認知症スケールスコアの2つで、有意差を持って同サプリ投与群は認知症の進行を予防した。また日本認知症予防学会・エビデンス創出委員会が『Twendee X』をサプリでは初の学会認定グレードAと判定し、学会理事会で認定を受けたことを報告した。

 

詳しくは健康産業速報第2366号(2019.9.25)で
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