【特集】「食品開発展2019」先行紙上展示会<第2回>

 「食品開発展」は機能性食品素材、健康食品素材、天然系原材料、加工技術などを紹介する「Hi」、食品の安全性と品質管理、分析・計測技術、製造装置などをテーマとした「S-tec」、食品製造における味や、色、食感改良などの技術や手段を提案する「FiT」で構成。各エリアとも出展社による聴講無料のプレゼンテーションが開かれる。

 出展社プレゼンテーションは出展内容の紹介にとどまらず、研究データや用途開発などより一層踏み込んだ内容に。今年のセミナールームは会場内の計12会場。3日間で370講座のタイトルが行われる。各会場とも例年立ち見が出るほどの盛況ぶりをみせる。

 「Hi」のプレゼンテーションセミナーでは「高機能製剤技術」や「高付加価値食品開発への取組み」といったテーマで特別プレゼンテーションを予定。最終日の4日は「機能性表示食品制度の現状と課題」(日本健康・栄養食品協会)、「四国健康支援食品制度」について(四国健康支援食品普及促進協議会)などが予定されている。

 一方、「S-tec」では「HACCP導入支援」「機能性評価試験」「新食品の開発技術」といったプレゼンテーマを紹介。「HACCP制度化における書類作成支援」(青森県薬剤師会)、「HACCPを現場に導入する際のポイント」(食品環境検査協会)などが行われる。

 今年で開催3回目となる「FiT」では、“食品のおいしさを追求する”ことを目的としたソリューションを提案。各企業が顧客の課題解決手段を提示するといった専門展としての強みを前面に打ち出した内容を発表する。健康だけでなくおいしさとの両立や、評価するための技術が目白押しだ。

 

詳しくは健康産業新聞第1676号(2019.9.18)で
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