「Vitafoods Asia」“アジアのハブ”として存在感

 9月2日から4日までの3日間、タイ・バンコクのクィーンシルキット国際コンベンションセンターでVitafoods Asia 2026が開催された。昨年を上回る過去最大800社以上の出展社がバンコクに集結。展示面積は昨年を約3割上回る3万㎡に拡大した。米国を中心に関心が寄せられている「LONGEVITY」の訴求が急拡大するなど、世界の最新トレンドがタイムラグ無く発信され、東南アジア市場をけん引する展示会としてさらに大きな存在感を示した。拡大する同展示会Senior Event ManagerのLakkana Chuvichien氏に聞いた。

 

── さらにグローバルなイベントに

 Vitafoods Asiaは、アジアのハブ機能を有するタイを体現するべく、海外パビリオンも年々拡大。今年はオーストラリアとニュージーランドが初めて専用パビリオンを設置し、10以上のパビリオンが会場を彩り、国際色が一段と高まっている。世界各地の健康食品原料、サプリメント、製造技術が集結しており、来場者が国・地域ごとの技術や市場特性を比較しながら、新たな調達先や事業パートナーを探せる場としてさらに進化を遂げている。アジア市場への進出を目指す海外企業と、世界の新素材・技術を求めるアジア地域の企業のマッチングが実現する展示会では、多くのVIPやキーマンが訪れ、会期中に数多くの商談が繰り広げられる。今年のVitafoods Asiaは、国際色が一段と強まっている。

 

── 日本企業にとってアジア市場へのゲートウェイに

 日本は、機能性素材やサプリメント、製剤技術、受託製造などの分野で高い技術力を持つ、私たちにとって非常に重要な市場と捉えている。今回のVitafoods
Asiaでも、多くの日本企業に出展頂き、その技術や製品に対するアジアのバイヤーの関心の高さを改めて感じた。一方で、日本には優れた素材や技術を持ちながら、まだ海外展開に踏み出していない企業が数多くある。同展示会には、ASEANをはじめ世界各国から、ニュートラシューティカル産業に携わる幅広いプレーヤ
ーが集結する。単に製品を紹介する場ではなく、現地企業と直接話し、市場が何を求めているのかを知り、新しいパートナーを見つけることができる場所となっ
ている。現在、日本では老化細胞や老化の速度に着目した研究が推進されていると聞いている。日本企業が持つ「品質」「科学的エビデンス」「独自技術」は、こうした市場においては大きな強みだ。Vitafoods Asiaを日本企業と成長するアジア市場を繋ぐゲートウェイとして、より多くの日本企業に活用して頂きたい。つづく

なお、来年の「Vitafoods Asia」は、2027年9月21日から23日の3日間、開催場所をマレーシアのクアラルンプールに移し、開催する予定。展示会に関する問い合わせはインフォーマ マーケッツ ジャパン㈱担当:堀川まで(TEL:03-5296-1017)。

 

 

詳しくは健康産業新聞1844号(2026.9.16)で
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