【トピックス】 慢性炎症対策、ロンジェビティの重要指標に
老化研究の進展に伴い、健康寿命の延伸を目指す「ロンジェビティ」分野で、慢性炎症(chronic inflammation)が重要な研究テーマとして注目されている。老化のメカニズムを体系化した「Hallmarks of Aging(エイジングホールマークス)」では、ゲノム不安定性、テロメア短縮、エピジェネティック変化、細胞老化、ミトコンドリア機能障害など、加齢に伴って生じる複数の生物学的変化が示されており、2023年に発表された拡張版では、新たな指標の一つとして「慢性炎症」が追加され、老化との密接な関係が改めて示された。加齢に伴って生じる持続的な低度炎症は「インフラメイジング(inflammaging)」とも呼ばれ、急性炎症が感染や損傷から身体を守る一時的な防御反応であるのに対し、慢性炎症は弱い炎症反応が長期間続くことが特長。老化細胞の蓄積や免疫機能の変化、腸内環境の乱れ、代謝異常など様々な要因が関与し、心血管疾患や糖尿病、神経変性疾患をはじめとする加齢関連疾患との関連も研究されている。つづく
詳しくは健康産業新聞1843号(2026.9.2)で
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