ソウルで食品素材展、約480社が出展
医薬、バイオ、機能性食品素材の国際展示会「CPHI / Hi Korea 2026」(主催・Informa Markets Korea)が8月25~27日、ソウルのCOEXで開催された。22の国・地域から478社が出展。3日間で90ヵ国・地域から1万2,000人超の来場を見込む。今年は海外来場者の事前登録比率が約2割となり、過去4年間で最高を記録した。会場では、医薬品原料や最終製品、バイオテクノロジー・バイオ医薬品、医薬品開発製造受託をはじめ、健康食品原料や製品、OEM/ODMやラボ・分析機器、包装に至るまで、サプライチェーンを構成する幅広い企業が集結した。各種セッションも充実。KSM-66アシュワガンダの科学的根拠を紹介するセッションを皮切りに、dsm-firmenichがエイジング、GLP-1、フェムケア領域のテーマでセッションを実施した。日本からは丸善製薬、森永乳業もセミナーに登壇。海外展開をテーマにしたセッションでは、日本から矢野経済研究所、健康食品産業協議会が、日本市場の動向や機能性表示食品制度について解説講演を実施した。
会場では、インドの植物抽出物メーカー、K. Patel Phyto Extractionsが、高吸収型クルクミン『CurcuVail®』を紹介した。同素材は独自の分散化技術によって水分散性と体内利用性を高めているのが特長。一般的なクルクミン95%品と比較したヒト試験でも、血中への吸収性向上を確認している。また、独自のリポソーム化技術『VesiMatrix™』をアピール。有効成分を微細な脂質膜に包み込むことで、溶解性や安定性、吸収性の向上を図ることができる。熱や圧力に対する安定性も配慮しており、カプセル、錠剤、粉末、サシェ、機能性食品、化粧品など多様な剤形に活用できるという。顧客の要望に応じたリポソーム製剤の開発にも対応するとしている。日本からは、丸善製薬、ビーエイチエヌ、LONZA、げんてん本店、APAコーポレーションなどが出展した。丸善製薬は、今年5月に韓国の健康機能食品に同社のブラックジンジャーが認可されたこと受け、来場者にアピールした。「パインセラミドなど、美容素材への引き合いが強いが、ブラックジンジャーが制度対応になったことに関心を寄せる来場者も多かった」という。ビーエイチエヌは、健康食品開発を支援する「EBF(Evidence-Based Food)事業」をアピール。韓国では健康機能食品制度が定着する一方、日本の機能性表示食品市場への関心も高いといい、ブースは多くの来場者で賑わった。つづく
詳しくは健康産業新聞1843号(2026.9.2)で
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