「食と健康」軸に、機能性表示食品の売場構築など具体的施策の検討へ
『第26回JAPANドラッグストアショー2026』の初日となる7月31日に開催されたパネルディスカッションには、JACDS会長の塚本厚志氏(㈱マツキヨココカラ&カンパニー・代表取締役副社長)をはじめ、㈱ツルハホールディングス・代表取締役社長の鶴羽順氏、スギホールディングス㈱・代表取締役副社長の杉浦伸哉氏、㈱トモズ・代表取締役社長の角谷真司氏、㈱新生堂薬局・代表取締役社長の水田怜氏、㈱MCCマネジメント・執行役員 ウエルネス事業推進本部調剤事業部長の初鹿妙子氏が登壇し、今後のドラッグストア市場の可能性について討論した。
塚本氏は、OTCやサプリメントを通じてどのように健康に貢献していくかについて、「薬剤師として入社当時、疲労に悩む50代女性の健康相談を受け、女性の自然治癒力を高めることを意識し、ローヤルゼリーや朝鮮人参、ビタミンEなどを提供して回復に導いた際、全快した女性が、深い感謝と共に“当初、自分で命を絶とうと思っていた”と告白されたことが、ビジネスの原点にある」と語り、「薬剤師の調剤業務が増える中、カウンセリングは困難との意見もあるが、直接生活者に触れ合い、元気になって貰い、ビジネスになる素晴らしい職業であり、今後、効率化を進め、健康相談に応需できるようにすることが重要」と語った。鶴羽氏は、「今後は、薬剤師や医薬品登録販売者が、処方だけでなく、健康相談に応じられることが求められる」とし、管理栄養士やビューティースタッフ、介護スタッフとのさらなる連携強化に言及した。杉浦氏は、全社員管理栄養士で構成される連結子会社のスギウェルネス㈱にて、特定保健指導3万5000人やセルフメディケーション勧奨通知12万人、ウォーキングアプリ46万ダウンロードなど、リアルとデジタルを融合した予防サービスを提供している点に言及した。角谷氏は、「ドラッグストアにおける食の分野は、管理栄養士だけで進めていくわけではない。機能性表示食品の売り場構築など、これまでの知見を活用して具体的施策を検討していく」と語った。つづく
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