夏季特別号【26年下期・わが社の注力ポイント】 下期はホルムズ海峡封鎖の影響次第に…

 2026年上期の健康食品・化粧品市場は、概ね堅調に推移した。健康機器分野でもリカバリーウェアの相次ぐ新製品発売、水素商材など、好調な分野が少なくなかった。本紙が6月に掲載した今年上期の「健康食品受託加工・製造」特集では、今年上期に増収を達成した健食受託製造企業は48.7%。昨年調査から0.9ポイント増加した。今年上期の経営状況が、「良かった」との回答も差昨年調査より5.6ポイント増の30.2%となった。「化粧品受託製造」特集でも、今年上期に増収を達成した企業は昨年調査より2.5ポイント増の60.6%だった。今年上期の健食・化粧品共に受託製造企業の業績は好調に推移したものの、今年下期に掛けては見方が大きく変化、健食受託製造企業への調査では、今年下期の業績見通しについて、「良くなる」との回答は、昨年調査より3.4ポイント減の34.1%。「悪くなる」は同8.6ポイント増の10.3%となっている。化粧品受託企業への調査でも、今年下期の業績見通しについて、「良くなる」との回答は、同5.1ポイント減の32.5%、「悪くなる」は同6.5ポイント増の15.8%となっている。

 

 背景には、健食・化粧品の受託企業の9割が「悪影響がある」と回答したホルムズ海峡封鎖の影響がある。ホルムズ海峡封鎖に伴う原油やナフサの不足は、既に原料・資材の価格高騰を生んでいるが、長期化すれば玉不足など深刻な事態にも繋がりかねないだけに、下期の動向から目が離せない状況にある。こうした中、各企業に26年下期について取材した結果、①新素材・新製品の拡販、②主力素材・商材・サービスの提案強化、③ODM/OEM事業の強化――の大きく3つに対し各社が注力していくことがわかった。つづく

 

 

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