夏季特別号【健康機器・化粧品】 リカバリーウェア好調、第三者による審査も

 2026年上期の健康機器分野では、リカバリーウェアなど「家庭用遠赤外線血行促進用衣」が引き続き好調。7月3日時点で製造販売業者は16社。昨年同時期より8社増加。販売事業者は61社で、同32社増加した。TENTIALやMTG、りらいぶなど複数のメーカーがテレビCMを実施。ワークマンやイオンなどは低価格帯を武器に売上を伸ばしている。一方で、PMDAへの届出の一部に不正が疑われるとの指摘もある中、(一社)日本ホームヘルス機器協会では、第三者委員会による「透明性評価審査制度」開始に向け準備中とのことで、今後の動向に注目される。(一社)日本ホームヘルス機器協会が推進する健康増進機器認定制度では、今年3月現在で認定製品は、129製品(認定数54製品・モデル追加75製品)となった。健康・美容業界を含め、大手企業による認定取得も増え、アイテムもリラクゼーション機器類からトレーニング機器、機能性寝具、水素吸入器、シャワーヘッドなど、バリエーションも広がっている。2025年に市場規模が300億円の大台に回復した水素商材は、2026年上期もサプリやゼリー、化粧品、入浴料など消費材の動きが好調だった。

 

 化粧品市場では、本紙編集部が今年5月中旬〜6月初旬に掛けて、化粧品受託製造企業200社(有効回答121社)に実施した調査によると、2026年上期の増収企業は、昨年調査より2.5ポイント増の60.6%となった。海外展開も堅調で、前年同期時より「受注が増加している」との回答は、昨年調査より2.1ポイント増の29.8%。受注の多い国(複数回答)は、中国(香港含む)が64票でトップを維持したが、2位の台湾(54票)との差が年々縮少している。2026年上期の人気受注成分(複数回答)は、3年連続でナイアシンアミドがトップ。2位は幹細胞培養液・エクソソーム(ヒト・植物含む)、3位はビタミンC(ビタミンC誘導体含む)で、昨年調査と同じ結果に。韓国コスメの人気成分「PDRN(ポリデオキシヌクレオチド)」が7位にランクインした。人気受注アイテム(複数回答)は、今回もヘアケア製品(イン・アウトバス含む)がトップだった。一方、ホルムズ海峡封鎖で「悪影響」との回答が9割を超える中、下期の業績見通しでは、多くの企業が「先行き不透明」と回答、予断を許さない状況だ。つづく

 

 

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