夏季特別号【編集部が選んだ健康産業トレンド番付】 横綱は「老化細胞対策」

 本紙編集部が選定した26年上半期の健康産業トレンド番付の横綱は、「老化細胞対策」。ファンケルの機能性表示食品『ウェルエイジ プレミアム』がブレイクした。機能性関与成分はキンミズヒキ由来アグリモール類で、届出表示は「活気・活力の低下や疲れを感じやすい中高年の前向きな気分(生き生きする、積極的な気分、活気がわいてくる、やる気)を維持する機能があります。また、日常生活における一時的な疲労感を軽減する機能があります」。キンミズヒキ由来アグリモール類については、老化細胞を減らすメカニズムが確認されている。同品のヒット以降、原料メーカーなどでは既存のエビデンスを生かし、老化細胞対策をテーマにPRする動きも。関連して、ミトコンドリア対策を打ち出す動きもある。米国でトレンドとなっている「ロンジェビティ(健康長寿)」訴求を行う動きも見られるようになってきた。

 

 大関には「アイススラリー」を選定した。気象庁は4月17日、最高気温40℃以上の日の名称を「酷暑日」とすることを決定。日本各地で熱中症対策が重要になる中、その対策としてアイススラリーの注目度が上昇している。アイススラリーは、細かい氷の粒子が液体に分散したもので、体の内部を効率よく冷やすとされている。大塚製薬や大正製薬などの大手企業や五洲薬品などがアイススラリーを展開。今年に入ってからは、伊藤園やUHA味覚糖、赤穂化成などが相次ぎ商品を投入した。サントリービバレッジ&フードは7月7日に、ペットボトルのアイススラリーを発売している。関脇は、広く一般に浸透した「リカバリーウェア」。25年の新語・流行語大賞にもノミネートされた。リカバリーウェアなどの「家庭用遠赤外線血行促進用衣」の製造販売業者は16社(7月3日現在)。販売事業者は60を超えた。購入しやすい価格帯のウェアも増加している。つづく

 

 

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