夏季特別号【健康食品業界の2026年上期総括と下期展望】 26年上期、中東情勢の影響大

 2025年の健康食品市場は微増の約1兆2,600億円で、2年連続の縮小とはならなかったものの、紅麹問題前の水準には達していない。シェアの最も大きい通販チャネルが回復途上にあることが影響している。反転攻勢が期待された26年だが、2月末からのホルムズ海峡閉鎖で、原油価格が高騰。資材等の原料となるナフサ不足に繋がり、現在に至るまでその影響が続いている。消費者の節約志向が強まる中で、健康食品の支出額は不安定ながらも横ばいで推移。「老化細胞対策」「アイススラリー」などのトレンドも生まれている。ただ現状ではナフサ不足の解消は見通せず、これに伴う景気の悪化を懸念する声も。さらに日本は人口減少局面に突入しており、高齢者に支えられてきた日本の健康食品市場は、海外市場を含め、新たな利用層の開拓が不可欠な状況となっている。つづく

 

 

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