【琉球もろみ酢】 飲用法や商品形態など…天然発酵飲料、リブランディングで巻き返し
約600年の歴史を誇る沖縄の代表特産品・泡盛。その製造工程で発生する蒸留後の絞り粕・もろみを絞ってろ過したものが琉球もろみ酢。 “酢”と付いているが、酢酸を含む「食酢」ではなく、クエン酸や、必須アミノ酸を含む18種類以上のアミノ酸、GABAなどを含有する清涼飲料水。一般的な酢と比べて匂いや酸味が少なく、まろやかで飲みやすいのが特徴。琉球もろみ酢は、2000年初頭に一大ブームを巻き起こした一方、粗悪品や廉価品が増え、市場は一気にシュリンクした。それでも、体感性に優れた商材として、今もユーザーのリピート率は高い。通販では、長年に亘り人気のロングラン商品もある。もろみ酢公正取引協議会では、もろみ酢原液を75%以上含むなど、多項目に亘り厳格な審査に適合した製品に与えられるもろみ酢「公正マーク」に加え、風土や伝統が育んだ特色ある地域産品を保護する「GIマーク」の認知・普及活動を推進。また、クエン酸の語呂に合わせ、9月3日を「琉球もろみ酢」と制定している。
同協議会が中心となり、安全、安心で高品質な琉球もろみ酢を、安定供給できる体制を整えてきた。昨春には、新たにロゴマークとブランドコピーを作成。琉球もろみ酢のリブランディングに取り組んでいる。ブランドコピーは、「もろもろ、いい感じ。」。継続して飲むことで、「なんだか調子がいい」状態になることを表現した。同協議会の松田亮会長は、「琉球もろみ酢は、ロングテール商品として続いてきたが、新しいユーザー獲得は不可欠」と話す。その上で、「クエン酸、アミノ酸を豊富に含む琉球もろみ酢は、まさに、今の時代にマッチしている」と強調する。この1年は、県内イベントに参加して試飲会を積極的に展開。「飲んで頂ければ、その良さをわかって貰える。様々な飲用法を伝えていきたい。これからの時期は、炭酸割りも飲みやすく美味しい」と話す。今後も県内活動を強化していく計画だ。つづく
詳しくは健康産業新聞1838B号 別冊特別企画『沖縄県~健康・美容産業~』(2026.6.17)で
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