医機連、「団体脈広げる取り組みを」(山本会長)

 日本医療機器産業連合会(医機連)は6月9日、『2026年度第1回医機連講演会』を都内で開催した。講演には、独立行政法人国立病院機構本部医療部長、厚生労働省医政局医療機器産業推進・供給確保参与の南川一夫氏が登壇。「日本の医療機器産業は診断機器に強み」とし、「世界的にAI技術の急速な進展を背景に、プログラム医療機器などの新たな技術領域が拡大している」と解説。「日本の医療機器産業は比較的安定した収益を確保しており、変革への危機感が薄れているのでは?」「医師や医療機関は、研究には積極的でも、開発や事業化への関与は十分ではないのでは?」などの課題に言及した。また、医療機器産業実態調査等を踏まえ、経産省が世界市場における日本企業の獲得市場を3兆円(2020年)から21兆円(2050年)とする目標を掲げていることについて、「数値目標は“達成したか”ではなく“なぜ達成できたか、できなかったか”を証明できるものであるべきではないか」などと指摘した。

 

 懇親会の冒頭、医機連会長の山本章雄氏(富士フィルムメディカル)は、最近気になっていることとして、ヘルスケア機器の動向に言及。「経産省主催の健康・医療新産業協議会における医療DX、AI、PHRなどの議論において、医療機器とヘルスケア機器の間を飛び交うITボーダレスの感がある」とし、「日本の医療機器の発展のために、グローバルで進むヘルスケア機器の状況も理解していないと、今後取り残される」と強調。「他の団体との連携を強めるべく、団体脈を広げていきたい」と語った。つづく

 

詳しくは健康産業新聞1838号(2026.6.17)で
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