食品素材展「Fi ベトナム」に300社、1万人が来場
食品素材展「Fi Vietnam2026」(インフォーマグループの主催)が5月13日~15日、ベトナム・ホーチミンで開催され、前回を大きく上回る300社超の企業・団体が出展、約1万人が来場した。日本企業では、第一化成、兼松ケミカルのほか、小川香料が初出展。現地法人を持つ森永乳業、中日本カプセルらも出展した。初日から受付には長蛇の列ができ、多くの関係者が詰めかけ、会場では活発な商談があちこちで見られ、熱気に包まれた。 同展示会は、一般食品や飲料、サプリメント向けの原料や添加物、ペットフード向け素材などの展示会として隔年で開催、今年で8回目。オープニングセレモニーでは、インフォーマ マーケッツ ベトナムのゼネラルマネージャー、BEN WON氏が登壇し挨拶した。「このイベントは国内外の企業間のイノベーション、発展機会、協力の可能性を結びつける戦略的な取引プラットフォームとしての役割をさらに強化し実現する」と力強く話した。来賓には、ホーチミン市食品安全局長のPHAM KHANH PHONG LAN氏 や、 ホーチミン市食品飲料協会(FFA)会長のLYKIM CHI氏らが登壇し挨拶した。
日本からは、兼松ケミカルが初出展。新原料となるプラントベースコラーゲンオルタナティブ「VC-H1」やガラクトオリゴ糖「オリゴメイト」を披露した。「VC-H1」は、ハイビスカス由来の植物コラーゲン。動物由来コラーゲン特有の臭いがないのが特長で、ブースでは水で溶かした一般的なフィッシュコラーゲンと味比べができる試飲体験も行った。香料メーカーの小川香料も初出展。柚子フレーバーや瀬戸内のレモンフレーバー、大分のカボスフレーバーなど、日本色を出した製品に加え、代替甘味料の採用が進むエナジードリンクなどの清涼飲料水に配合することで、より自然でインパクトのある風味を提供できる「Back Aroma」シリーズをアピールした。ハノイに現地法人を持つ中日本カプセルでは、ソフトカプセルのサプリメントなどを展示し、OEM製造をアピール。ベトナムでは食品安全レギュレーションの規制強化で新法が導入されるなど転換期を迎えているが、同社ではベトナムへの進出や輸出に際し、複雑な法規制への対応も含めたコンサルティングも行っているという。このほか、森永乳業はハウス食品と同ブースで出展。シールド乳酸菌の現地ブランド「LAC-shield」、はぴねす乳酸菌の現地ブランド「LAC-Living+」を案内した。近年の腸内環境への関心の高さから、原料供給も徐々に広がっているという。つづく
詳しくは健康産業新聞1837号(2026.6.3)で
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