【インタビュー】 30代『ギャバチョコ』、50代『特茶』・・・ニューデイズ、駅ナカ立地生かし健食を日常提案
㈱JR東日本クロスステーション(東京都渋谷区)が展開するコンビニエンスストア「ニューデイズ」は、駅ナカという立地を生かし、健康食品を日常生活に溶け込むアイテムとして提案している。近年の健康食品市場の変化や売れ筋動向などについて、同社リテールカンパニー営業部次長の堀川幸夫氏に話を聞いた。
──近年の傾向は?
健康への関心そのものは引き続き高い水準を維持していますが、近年好調だったプロテイン商材は、伸長一辺倒の状況からやや落ち着きを見せています。その一方で、「時短」「健康」「手頃感」といった従来のニーズに加え、「素材感」や「おいしさ」といった付加価値を重視する動きが強まっています。健康志向は加工食品のみならず、飲料カテゴリーにも広がっており、健康を意識した飲料の新商品も増加傾向にあります。
──品揃えについて教えてください
2026年3月末時点で、健康食品の取り扱いは計115アイテムです。内訳としては、菓子・加工食品が91アイテム、飲料が24アイテムとなっています。菓子カテゴリーでは、GABAやキシリトールなどの機能訴求型商品、加工食品では『カロリーメイト』『1本満足バー』『inゼリー』『完全メシ』といった、食事代替や栄養補給を意識した商品が中心です。飲料では、『特茶』『お〜いお茶 濃い味』『ヘルシア緑茶』など、日常的に取り入れやすい健康飲料を揃えています。
──売れ筋商品や購入者層の特徴は?
商品によって支持される年代や性別の特徴が異なります。例えば、GABA配合チョコレートは30〜40代の男女に支持されています。20〜30代女性では、疲労軽減やリフレッシュを意識した『キレートレモンクエン酸500PET』が売れています。30〜40代男性には、コーヒーでは機能性表示食品として新しく『TOTONOU ブラック無糖』が伸長しています。50代以上では、『特茶』や『お〜いお茶 濃い味』『黒烏龍茶』といった定番の健康茶飲料が引き続き堅調です。
──売場づくりで工夫している点は?
店舗の立地や売場面積に応じた展開を行っています。オフィス街にある比較的大型の店舗では、棚1本分を使い、多フェイスで健康食品を展開しています。駅ホームなどの小型店では、売れ筋商品や新商品に絞り、効率的な品揃えを意識しています。限られたスペースでも、お客さまが選びやすい売場になるよう、商品カテゴリーやブランドを意識した構成を心掛けています。つづく
詳しくは健康産業新聞1836号(2026.5.20)で
健康産業新聞の定期購読申込はこちら