商業動態統計 25年度のDgS販売額、「健康食品」5%増の約2,960億円
経済産業省が4月30日に公表した「商業動態統計速報」によると、2025年度のDgS販売額は9兆5,294億 円で、前年度比5.4%増と伸長。「食品」「調剤医薬品」が貢献した。店舗数は2万479店で、同2.5%増。店舗数が右肩上がりに増えていることも、DgS市場の拡大に寄与している。カテゴリー別では、販売額トップの「食
品」は3兆2,598億円で同8.5%増。全体の約34%を占めている。ただ、販売額増加の背景には、米やチョコレートなど、価格上昇が底上げしている部分もある。販売額2位の「家庭用品・日用消耗品・ペット用品」は1兆2,726億円で、同0.1%減と伸び悩んだ。販売額3位の「ビューティケア(化粧品・小物)」は1兆2,545億円で、同5.2%増と好調に推移。コロナ禍の20年度は2ケタ減で9,000億円を割り込んだものの、その後は徐々に回復し、「家庭用品・日用消耗品・ペット用品」に迫る水準となっている。販売額4位の「OTC医薬品」は1兆371億円で同0.2%減と横ばいだった一方、これに続く「調剤医薬品」は店舗数の増加により1兆65億円で同12.6%増と2ケタの伸び。1兆円を突破し、DgS市場の拡大に寄与した。
販売額8位の健康食品は2,964億円で同5.2%増。3,000億円には届かなかったものの、紅麹問題の影響で微増にとどまった24年度より伸び率が拡大した。健康食品はインバウンドで、ナットウキナーゼやNMNが売れ筋に。中国の渡航自粛後も、他国からの人気が持続している。また、年度の後半からは、「グミサプリメント」が好調との声が目立つようになっている。つづく
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