【トピックス①】 DHA・EPA、臨床試験5,000件含む論文数5万超 

 DHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)は、体内でほとんど生成されない必須脂肪酸の一種。EPAは1960年代後半にグリーンランドに住むイヌイットが心臓病で亡くなる人の割合が低いことに注目した研究を機に、中性脂肪の低下など様々な作用が明らかとなり、ほぼ純度100%の医薬品(純品)は、高脂血症や閉塞性動脈硬化症の治療薬として応用されている。一方、DHAは1989年に英国で脳や網膜などの神経系に豊富に含まれる栄養素であることが分かり、日本でも子供の知能指数の高さについて魚食(DHA)による影響を示唆する研究発表を機に、「DHAを食べると頭の働きが良くなる」とのフレーズで脳機能改善訴求の認知が進んだ。今日では、EPAとDHAに関する研究論文は、臨床試験5,000件以上を含め5万以上発表されている。心臓、脳、目は、人体の他の部位と比較してオメガ3脂肪酸の含有量が最も高い部位であることから、総合的な健康維持のためにEPAとDHAの摂取を推奨する傾向が強まっている。

 

 

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