連載【自然食品店・オーガニック専門店の戦略】 マクロビオティックを日常の選択肢に

 自然食・オーガニック食品の草分け的存在として知られるオーサワジャパン。その直営店である池尻大橋店は、マクロビオティックの思想を軸にした品揃えと、専門性の高い情報発信で支持を集めている。店長の佐藤友治氏に話を聞いた。

 

── 池尻大橋店のコンセプトは?

 当店では、食を通じて、心と身体のバランスを整えるという考え方を大切にしています。マクロビオティックを軸にしながら、オーガニック食品や自然食品、ヴィーガン対応商品まで、生活に必要なものをひと通り揃えるフルラインの品揃えを特徴にしています。

 

── マクロビオティック専門店としての強みは?

 原材料や製法にこだわった商品を揃えているほか、有機JAS認証の商品も多いです。加工食品だけでなく、弁当や惣菜、天然酵母パンなど、忙しい人でも日常的に取り入れやすい商品も充実させています。マクロビオティックは少し難しいイメージがありますが、当店ではクッキングスクールやセミナー、体験レッスンを通じて、体験しながら学べる機会を提供しています。知識だけでなく、実際にやってみることで理解が深まります。料理教室のイベントなどは店舗の新規顧客獲得にも繋がっています。特に体験レッスンなどは参加しやすく、初めての人にも好評です。まずはお店に入って貰い、雰囲気を知っていただくことが大事だと考えています。

 

── 売れ筋商品は?

 食品では、ヴィーガン・マクロビオティック対応の弁当や、日常使いの調味料が安定して売れています。最近は植物性原料を使用したレトルトカレーやラーメンなど、プラントベースの商品も需要があります。単身者や初心者の人に選ばれやすいです。サプリメントでは、植物性乳酸菌など、食生活をサポートする商品が売れます。このほか、梅醤番茶や三年番茶など、昔ながらの飲用習慣に基づいたマクロビオティックならではの商品も根強い需要があります。陰陽のバランスという考え方を、お茶選びを通じて伝えています。来店層は、30〜60代の女性を中心に、健康志向の高い人や子育て世代、昔からマクロビオティックを実践するコア層まで幅広いです。これから始めたいというライト層も多く、どうやってその人たちを継続的な利用に繋げていくかを課題としています。つづく

 

 

詳しくは健康産業新聞1834号(2026.4.15)で
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