【特別企画】 編集部抜き打ちアンケート 機能性表示、採用するなら「腸内環境」「睡眠」
健康産業新聞の記者が機能性表示食品として採用するなら「腸内改善」「睡眠」など――。本紙は4月上旬、「健康産業新聞」「食品と開発」の記者11人を対象とした抜き打ちアンケートを実施した。素材採用のポイントには、加工のしやすさやフォロー体制、競合の少なさなども挙がった。
調査は、前回22年2月に実施した編集部アンケートについて、第2弾を求める読者の声を受けて実施したもの。前回同様、アンケートの事前告知はせず、インターネット検索・バックナンバー閲覧を不可とした上で回答を得た。質問は、①「機能性表示食品で、自分がブランドオーナーだったら、どのサプライヤーのどの素材の採用を検討する?(3社まで)」、②「こんな表示があったらインパクトあるのに。どんな機能性表示?(複数回答)」、③「取材先で受けた機能性表示食品の販売を計画している企業からの質問」、④「〇〇素材と言えば?」「今後注目のテーマ・訴求は?」、⑤「注目素材を 1つ挙げよ」など。
①で挙がった企業数は約30社。複数票を獲得したのは3社で、丸善製薬が3票(HMPA2票、ヒハツ1票)、常磐植物化学研究所が2票(ラフマ1票、ゲッケイジュ1)、森永乳業が2票(ラクトフェリン1票、「ビフィズス菌BB536」1票)だった。このほか、アピ、SBIアラプロモ、オリザ油化、太陽化学、東洋新薬、トレードピア、日本新薬、ビーエイチエヌ、松谷化学工業、ユニキス、龍泉堂などが挙がった。採用理由は、「腸内環境」対応に着目した記者が5人。「腸内環境改善はトレンドになっている短鎖脂肪酸を生成するから」「海外で今年のトレンドになっているから」などの理由が聞かれた。「睡眠」を挙げたのは 3人。「睡眠と食事は健康の基本。摂取してみて体感があった」「睡眠を重視するアスリート向けや女性向けなど、汎用性が見込まれる」といった声があった。表示に加えて、配合する際の加工のしやすさを挙げる声も目立った。自己点検報告が導入されたこともあり、「親身に相談に乗ってくれそう」など、企業の採用後のフォロー体制に着目する声も複数あった。
②では「育毛」など毛髪関連が5票を獲得。「男性機能の向上」「女性のセクシャルヘルス」「GLP-1」「ミトコンドリア活性」を挙げる声もあった。③の機能性表示食品について受ける質問では、「そもそも売れているのか」「差別化はどうすればよいか」などがあった。④では、機能性表示素材以外も含めて、脳機能素材やアイケア素材など、分野ごとに3素材を挙げ、1位を3点、2位を2点、3位を1点として集計。「脳機能素材と言えば」では、「PS」が14点で 1位、「イチョウ葉」が11点で2位だった。「今後注目のテーマ・訴求」については回答が分散。「口腔ケア」「腸活」がそれぞれ6点、「GLP-1」が5点で続いた。⑤では、マテ茶、食物繊維、オートファジー作用を持つ素材、水素などが挙がった。
詳しくは健康産業新聞1834号(2026.4.15)で
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