【トピックス】 世界のRJ市場、 2030年に18.9億ドル規模へ
調査会社Markntel Advisorsによると、世界のRJ市場は2024年に約15億米ドルとなり、2030年には18億9,000万米ドルに達する見通しであることが発表された。2025〜2030年の年平均成長率(CAGR)は3.90%と予測する。世界的な健康志向の高まりを背景に、天然由来の原料や機能性食品への関心が高まっており、RJを活用した製品需要が拡大していくという。タイプ別では凍結乾燥など加工された「ローヤルゼリーエキス」が55%以上を占め、最大セグメントとなっている。保存性や取り扱いの容易さから、サプリメントなど健康食品用途での採用が進んでいる。近年は粉末やカプセルなど加工製品として流通するケースも多く、流通面での扱いやすさが市場拡大の要因とされる。用途別では栄養補助食品が約45%と最大シェアを占める。粉末やカプセルなど多様な形態に加工できることから日常的に摂取しやすく、食品・飲料のほか化粧品分野でも利用が広がっている。
地域別ではアジア太平洋地域が最大市場で、世界シェアの約90%に達するとされる。中国、日本、韓国などでは健康食品としての利用が広く浸透しており、供給面では中国が年間6,500t以上を生産する世界最大の生産国として市場を支えている。そのほか、インドネシア、インド、タイなどの国々では、健康とウェルネスへの関心の高まりを背景にRJの消費が増加しているという。一方、生ローヤルゼリーは保存期間が短く、0〜5℃の環境で管理が必要とされており、物流コストの上昇や流通ロスなどが課題として指摘されている。近年はカプセル化やリポソーム化などの技術開発も進んでおり、保存性や利用範囲の拡大を通じて市場成長を後押しするとみられる。つづく
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