連載㉕【薬局・薬店の新規事業】 調剤経営+健食事業で地域社会の課題解決狙う
㈱さくらホスメディカル(鹿児島県鹿児島市)の代表取締役社長である益満優氏は、調剤薬局を鹿児島・宮崎・福岡で15店舗展開する傍ら、2021年より鹿児島大学認定ベンチャーである㈱TriGoの代表取締役も兼任。その背景について、益満氏は、病院やクリニック、処方箋持参の患者より、同社ならではの健康食品や食品を求める声が増えている点に言及。「多剤併用の多い高齢者を中心とした血管に対しての不安の声が多く寄せられており、不健康や健康不安へのストレス軽減が期待できる健康食品を模索したのがきっかけ」という。
鹿児島大学農学部研究教授・加治屋勝子による血管内皮機能の改善と作用機序の解明に関する研究によって見出された桜島大根由来トリゴネリンの情報を入手した際、「桜島大根は、鹿児島県の桜島地域特産の伝統野菜として馴染み深い素材で、地元の産業振興にも貢献できるため、これは薬局に多く寄せられる健康不安に対しての予防になる福音」と直感。「若年層にも桜島大根由来トリゴネリンを手軽に摂取できるようにしたい」との加治屋氏の想いを反映させ、これまで、ハードカプセルタイプと、スティックゼリータイプのサプリメントを開発。原料供給を求める声もあり、粉末原料もラインアップしている。さらにこのほど、新たに桜島大根由来トリゴネリンの濃縮エキスを開発し、サンプルワークに着手。新開発の濃縮エキスは、パウダーと比べて他の原料と混ざりやすいことから、「既に新たなサプリメント開発を狙う製薬会社などから引き合いが来ている」という。つづく
詳しくは健康産業新聞1832号(2026.3.18)で
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