特集【高麗人参】 疲労対策 の代表格、「美容」「免疫」にビジネスチャンス
高麗人参配合商品のジャンルは、飲料・錠剤・エキス・カプセル・茶製品が中心。今回の集計では、「滋養強壮・疲労」対応素材として安定市場を築く一方で、「免疫」「美容」マーケットでの台頭を背景に、220〜250億円の規模を形成していることがわかった。 「滋養強壮・疲労」対応では、多種多様な健康食品が流通する市場環境の中、新旧の通販企業が定番サプリの1つとしてラインアップするほか、複数のDgsがPB化している。クロレラ、ローヤルゼリーと並ぶ元祖健康食品としての「高い認知度」がアドバンテージになっているようだ。サプリメント剤型を中心にエナジードリンクの処方でも欠かせない素材になっている。「免疫」マーケットでは2020年〜2022年、免疫対策素材として高麗人参が評価され、通販ルート、Dgsで売れ筋に。韓国版トクホ(健康機能食品)では、「免疫対策」に関するヘルスクレームが認められており、水面下では機能性表示食品への申請準備を進めているブランドオーナーの情報もある。
なお、現状では、高麗人参由来ジンセノサイドを関与成分とする機能性表示食品の受理品は10アイテム程度。表示可能なヘルスクレームは「認知機能対応」「LDLコレステロール対策」など。 「美容」領域では、『くらしの和漢高麗人参+(プラス)サプリメント』(永谷園)、『高麗人参ミルクティー』(オルビス)、『フローナエクオール』(メタボリック)など、“フェムケア”をテーマに、女性層に照準を当てた商品開発は10年以上前から始まっている。近年では、ジンセンベリー(高麗人参の果実)を配合した美容サプリが数多く開発されており、TVショッピングルートで大ブレイクした商品もある。高麗人参の主要な機能である血流改善作用を介した美容・冷え対策機能を活用した商品化が多い。プラセンタ、セラミド、コラーゲン、エクオールの副素材として採用されている。つづく
詳しくは健康産業新聞1831号(2026.3.4)で
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