日本珪素医科学学会、天然シリカ水の中に“結晶質”散見で警鐘
日本珪素医科学学会による第43回学術発表会が2月21日、名古屋市内で行われ、会員など約100人が参加した。富山県立大学准教授の立田真文氏は、「市販シリカ水の実態調査 ―シリカ製品の選び方と非晶質の重要性―」と題し講演。立田氏はこれまで、シリカの安全性は非晶質である点を強調してきた。今回の講演では、結晶質か非晶質かに一切触れられていない市販の天然シリカ水を買い上げ、結晶質か非晶質かの実験を行った結果を発表した。実験は、天然水中のシリカ含有量が元々少ないため、500mLのPETボトル72本分を、シリカの物性が編成しない程度の約300℃で湯煎して乾燥し、残ったシリカを計測した。
その結果、計測した31銘柄中、13銘柄で結晶質であるクリストバライト、トリディマイト、石英のいずれか、または全てが検出された。傾向としては九州を採水地とする製品に結晶質の含有が多かったといい、なかには大手メーカーの製品も見られたとした。結果を受け立田氏は、「結晶質はアスベストと同様に発がん性物質であり、非常に危険だ。シリカが入っていれば良いということではない」と述べ、「シリカは非晶質でないと安全でかつ効果もない」と改めて警鐘を鳴らした。つづく
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